2011年9月11日

「まちの駅・まいど市」オープン



大阪市に千日前道具屋筋商店街という商店街がある。なんばグランド花月からなんさん通り(でんでんタウンへと続く)の間の道幅の狭いアーケード街だ。外食店向けの食器、什器、調理器具の専門店が多い。

この商店街に1店舗空きテナントができた。たった1店の空きテナントはシャッター通りへの前兆だ。この場所を使っての短期イベントなどは行われていたようだ。しかしなかなか借り手がつかないまま、時間は過ぎて行った。商店街の世話役の方々、短期イベントに参加されていた有志の方々の尽力により常設の物産展として出発することになった。

震災から半年、食い倒れの街大阪から日本を元気に。準備期間が殆どないなかで、とにかく開店した。大阪市長の平松氏も駆けつけてくれた。長期不況の中で、大企業、老舗企業の大阪撤退が続き、大阪の街の地盤沈下が続いている。名門商店街をシャッター通りにしてはならないという想いが形になるかどうか。日々の改善、コンセプトのさらなる明確化が問われている。

四国から見ての大消費地大阪が壊れると四国も壊れてしまう。

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