2011年9月18日

紀伊の国の見どころ、湯どころ、麺どころ

16日から大阪出張だった。茨木、船場、千日前と得意先をまわり11日にオープンした「まちの駅・まいど市」を訪問。閉店間際で寂しかった。土日前なのに前だしができてないのが気になる。夜は京橋で先輩たちと会食。

17日は和歌山に移動し、駅前の「和歌一らーめん」で昼食。昔風の懐かしいやさしいラーメンだった。理事会・評議員会出席後は懇親会、二次会とだらだらと飲食。出張中のカロリー摂取量は相当なものだ。

18日は和歌山大学松下会館で開かれた「日本うどん学会 第9回全国大会」に参加してきた。6回大会の京都以来の久しぶりの参加となった。基調講演は和歌山大学・床井准教授による「和歌山ラーメンという物語」だった。和歌山ラーメンはメディア露出の多い井出商店くらいしか知らない私にとっては、素晴らしい歴史的流れを紐解く内容だった。
床井氏のサイト「和歌山のラーメン」のページへ

午後からは、四国B級ご当地グルメ連携協議会議長内海氏による「多度津鍋ホルうどん88」特別講演のほか5本の研究報告・議論がなされた。
1.徳島のそば文化
2.第三次さぬきうどんブーム以降のうどん店経営の方向と市場安定化の方向性について
3.近世さぬきにおけるうどんの変遷について
4.そばって美味しんです! -そばに関する研究活動報告-
5.漱石と饂飩

今大会も日本うどん学会ならではの懐の広い内容となった。次回は金沢での開催予定を確認して閉会した。今後、水沢、喜多方、稲庭と開催地を北上できれば楽しいと思う。

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