2012年9月1日

秋の味覚の先取り


午前中は請求書の発行などの月末処理に追われていた。遅めの昼食は、丸亀の「手打ちうどんむさし」で醤油うどん大[写真]をいただく。ここの麺の食感が好きだ。むにゅむにゅ感が素晴らしい。ご夫婦の人柄も素晴らしい。

午後は観音寺市のN社を訪ね、E社向け「栗ご飯の素」の商品化打ち合わせ。秋の味覚である栗は9月からスーパーなどに並びだすが、実際にその年のものが市場に出回るのは11月。つまり今の時期出回っているものは、去年以前に収穫されて加工保存された“秋の味覚を先取りしたもの”なのだ。

昨年は、震災や福島の原発事故の影響などで国産栗が少なかったので2年前の物が人気だ。しかし栗の品質にばらつきがあり歩留まりがとても悪く、当初の見積金額通りにいかないのがネックとなる。作れば作るほど赤字で、下手に加工せず原料として売ったほうが儲かるのだそうだ。

栗に限らず、国産原料や地域の特産品を用いて加工食品を作るのは割が合わないのか嫌われる。けれど、そこにこだわりたいのが当社のモットー。この秋は、無理なお願いをしにあちこち回ろうかと思う。

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