2013年12月23日

零細だから、地方だからできることはある VOL.1

大手食品メーカーのNB商品はよく出来ている。それらが市場に溢れる一方で、PB(プライベートブランド)商品も大手流通が大量に販売している。PBの特徴は安さ追求のように言われてきたが、セブン&アイHDのセブンプレミアム、セブンゴールドは美味しさの追求というコンセプトのPBで製造者名を明記して販売している。セブン&アイHD代表取締役会長の鈴木氏は「売れないのは景気のせいでなく、お客様の望んでいる商品が無いから」と考え、2006年にMDプロジェクトを立ち上げ、今の成功に至っている。

安ければ一時は売れる。少々乱暴な言い方だが、安さを追求すると行き着く先は「無」だ。何も見い出さない。安く売りながらも利潤の追求を計るのが商売。安く売るための努力と仕組みがある。市販の安い物は安い理由があるのだが、その理由はあまり語られることはない。語りたくないのだろう。原材料が安い、労働単価が安い、様々な添加物等を使う etc。大量の安い物の後ろには世界の多くの人々の不幸がある。

小規模事業は生き残らなければならない。しかし中堅や大手と同じ仕組みを真似ていては到底もたない。大量に調達し、大量に加工し、大量に流通させることは無理な話だ。中小企業ではセブンプレミアムはつくれない。

【2013年12月16日 松井の昼ごはん】 すき家坂出横津店で塩だれ野菜牛皿定食。牛丼屋は牛丼並の安さを競い合うが、他のメニューは内容からいうと決して安くない。

【2013年12月17日 松井の昼ごはん】 丸亀市飯山町上田うどんのカレーうどん大(細麺)。カレーが麺に絡み美味い。この店内から見る飯野山はでかい。

【2013年12月18日 松井の昼ごはん】 多度津町セルフまるやうどんでかけ中+南京天+竹天。モチモチ麺が優しい。

【2013年12月19日 松井の昼ごはん】 宇多津町つるぎで鶏唐揚げ+ひゃっか+ご飯小+汁。これで500円。良心的。

【2013年12月20日 松井の昼ごはん】 吉野家坂出店アタマの大盛り+Cセット。確かに安い、早い。

【2013年12月21日 松井の昼ごはん】 丸亀市土器町手打ちうどんむさしで釜揚げ大+おでん。一般店でご夫婦2人だけで営んでいる。だからお昼時はたいへんだ。よくできたお客は、片づけてからお支払い。頼んでから出てくるのが遅くても誰も文句は言わない。美味しいうどんが出来るのを楽しみに待つのだ。互いの信頼で美味しい物が得られる。

【2013年12月22日 松井の昼ごはん】 丸亀市飯野町ゲーブルハウスで豚玉モダン。これはこれで美味しいのだけれど、どこか近くに広島焼の店があれば嬉しい。

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