2014年5月7日

「三方良し」の関係になっているか

あちこちでイベントが目白押しである。香川県内でも土日祝日は多くの場所でイベントが開かれている。そこにはB級グルメやカフェ、スイーツ、地域の特産品などの店舗が出店している。それぞれのイベントにおいて出店条件の取り決めがあり、主催者が募集要項で条件を提示して、出店者が応募し、審査や抽選を経て出店が決まる。条件のひとつ場所代を例に挙げれば、間口一間(180センチ程度)が3万円+売上の20%とか、別途テント代、椅子・机代、電気代とか様々である。最近の出店者の傾向は、露天商が減り、飲食業界や農家、水産業、6次産業や食品メーカー、大学のゼミ、NPOなど様々な面々が参加している。参加条件を満たせば、公衆の面前で食事の提供や自己PRを様々な方向で計ることができる。商店街やイオンモールなどに店舗を出すよりも少ないリスクで試すことのできるチャンスが増えた。

人口が100万を切る香川県でここまでイベントが多いと、果たしてそこに出店している業者は採算が取れているのか微妙だ。来場者数と出店者数のバランスは取れているのか。イベントの趣旨と出展者の特徴に関連性はあるのか。ということよりも、予算を何で賄うかになっているのではないだろうか。出店者を増やせば儲けは出しやすい。主催者が良心的な場合は個別出店者への物心両面のフォローがあるが、多くの場合は放ったらかしで来場者からのクレーム対応のみで終わる。過去、集客の良かったイベントが次回も集客が良いかというとそうではない。少子高齢化と競争の激化でまったく先は読めない。

前置きが長くなってしまった。詰まることろ「出店者が儲けることのできるイベントが来場者の満足度も高いのではないか」ということだ。そのためには、場所代と売上マージン率を下げなければならない。ここが厳しいと出展者は原料原価率や人員を削ってしまう。それが商品力やサービスの低下を招き、結果としてイベントそのものに不満の矛先が向く。来場者、出店者、主催者の「三方良し」の関係を築くための努力が必要だ。そのための主催者と出店者との間の議論は果たして行われているだろうか。

【松井の昼ごはん 4月28日】 高松市牟礼町うどん商人つづみ屋でカレーうどん。でっかい具がゴロゴロで嬉しい。

【松井の昼ごはん 4月29日】 丸亀市金倉町丸亀競技場讃B連屋台とんBORi DRAGONで讃岐さんちくソース焼きそば。ゴールデンウィーク中でもJ2の観客は少ない。

【松井の昼ごはん 4月30日】 高松市南新町大日本社員食堂でランチ。水曜日は麺の日。野菜をたっぷり食べた。

【松井の昼ごはん 5月1日】 丸亀市飯野町飯野屋でざるうどん大+筍の天ぷら。香川県はタケノコの産地だ。勿論飯野屋の筍は地元産だ。香川県内の多くのうどん店、特にセルフ店の筍は中国産もの場合が多く残念だ。

【松井の昼ごはん 5月2日】 丸亀市綾歌町麦香のお得なセット1で冷ぶっかけ.550円の満足いくセット。50円割引券がもらえた。

【松井の昼ごはん 5月3日】 自宅でエースコックの茹でたて名人 コクしおらぁ麺。うーん、日清にはまだ及ばない。

【松井の昼ごはん 5月4日】 神戸市中央区三宮町麺屋肉八で名物肉そばミドル級。豚バラ肉が山盛りのラーメン。

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