2014年5月19日

田舎は強い

 今の季節、香川県内の畑にはハダカムギが実り、収穫が始まりだした。ハダカムギは味噌の原料や麦飯、飼料などに使われる。主に農協を通して集荷されていくので、生産者は自分の育てた物が何に加工されどこで販売されて最終的に誰に消費されるのか知らない。生産者が自家消費したり直接消費者に販売したり、自ら加工販売を行う以外は誰の口に入るのかが分からない。

毎日、何がしかの食事をして生きている我々の多くは、日々口にしているものがどこから来たものか、誰によって作られたものか知らない。専業化、効率化、集約化が、殺生をして命をいただくという、人が生きるための命との対峙から解放した。そのことは多くの自由をもたらした半面、生きるという根源的行為を他者に委ねてしまった。その他者は各個人から見てどの様な存在なのか。本当に委ねていいのか、ということを考えてゆかねばならない。

昨今、食のトレーサビリティ(食品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態)についての関心が高まっているが、日常の消費行動の中で意識することは難しい。身近な親戚、知人の作る物を口にすることが一番確かなのかもしれない。すべてとは言いがたいが、気候風土に恵まれた田舎ならば可能だ。自給率の高い自治体はどこだろうか。農林水産省の資料「平成23年度(概算値)、平成22年度(確定値)の都道府県別食料自給率(PDF)」で都道府県別の集計を見ることができる。香川県の自給率の低さは、豪州産小麦への依存率が高い讃岐うどんが足を引っ張っているからだ。パンや麺類全般は輸入小麦依存が高い。畜産品や卵なども飼料の輸入依存が高いので、カロリーベースになると散々たる数値になる。食事をしている人々の食への関心が高まると仕組みを変えることができる。

【松井の昼ごはん 5月12日】 坂出市駒止町大政でワンタン麺大盛り。うーん、明らかに手抜きだ。盛り付けも味も適当。メニューには750円とあるが会計は850円だった。

【松井の昼ごはん 5月13日】 坂出市元町吉野家で頭の大盛り+Aセット。たまにはご飯が恋しい。

【松井の昼ごはん 5月14日】 丸亀市飯野町飯野屋でかけうどん大+おでん(玉子+とうふ)。うどんがしみじみと美味しい。

【松井の昼ごはん 5月15日】 三豊市三野町三野うどん いちふじでかけうどん大+野菜のかき揚げ。以前はこんな麺ではなかった。この麺は嫌いだ。ねちゃつく。

【松井の昼ごはん 5月16日】 坂出市福江町やなぎ屋でじゃんぼきつねうどん大。名前のとおりきつねがでかい。

【松井の昼ごはん 5月17日】 まんのう町梅木うどん店でざる大+コロッケ。昨晩は飲んだので今日はサッパリとざる。

【松井の昼ごはん 5月18日】 坂出市番の州緑町瀬戸大橋記念公園で開催された「第23回さかいで鹽まつり」の会場で亀城庵坂出塩ラーメン+讃岐牛串焼き+讃岐牛コロッケ。気温がぐんぐん上がり干上がりそうだった

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