2014年7月14日

百聞は一見にしかず

当社は丸亀市手島で栽培されている香川本鷹トウガラシを用いた加工品を各種卸販売している。卸販売が主体ではあるが、小売りのシーンも小売り当事者以上に知り抜いておくことが必要だ。地域特産農作物加工品の開発加工を行う株式会社鷹雅堂の営業担当澤田氏と七味販売の本場・京都を訪ねた。

京都には門前町や錦市場などに七味専門店がいくつもある。七味製造販売は江戸浅草「やげん掘」で1625年にはじまり、1655年、京都清水の「七味屋本舗」に伝わり、その後1720年、長野善光寺「八幡屋礒五郎」に伝わったとされる。この3つの場所はそれぞれの地域の食文化に応じて七味の原料・配分を異にして進化し現在に至っている。今回は三大七味名所の中で、香川と食事情の近い京都を訪ねたという訳だ。

店数にして8件ほど回ったのだが、店構え・売り方・商品構成は異なる。共通しているのはメイン商品は七味唐辛子であるということだけ。唐辛子の原料や原産地を謳うところ、まったく触れないところに分れる。また、売り方として七味のオリジナル配合を実演で行うか否かだ。実演の仕方は、七味の原料を瓶または缶に入れている。注文があるとすり鉢の中に匙で原料をすくい入れてすり粉木で擦り、それを計り、さじ若しくはジョウロで瓶または袋に入れて封印し客に渡す。そのやり方もパフォーマンス重視か淡々とするのか・・・。老舗は実演はなく空気が張りつめている。店の品揃えは、七味以外の乾物、調味料や七味由来の菓子類まで置く店、とにかく七味、一味が主体の所とに分かれる。

先程述べた三大七味名所以外にも全国的にお寺・お宮の参道や近くには七味屋さんが多いのではないかと思うが、香川県内は金毘羅さんも含めて知らない。丸亀手島産香川本鷹トウガラシをもっと普及していくために、県下での販売のあり方を考えていきたい。

【松井の昼ごはん 7月7日】 坂出市白金町はなまるうどんでカレーセット(ゆずとろろ昆布うどん)。500円のお値打ちセットだ。

【松井の昼ごはん 7月8日】 綾歌郡宇多津町塩がま屋で細切りざる大+鳥天小。うどんも鳥天もかなりのボリューム。細切りだがコシが強い。

【松井の昼ごはん 7月9日】 仲多度郡多度津町セルフまるやうどんで冷かけ大+竹天。ここのモチモチ麺は冷やして食べても硬くなく嬉しい。出汁も良い。

【松井の昼ごはん 7月10日】 綾歌郡宇多津町つるぎで煮物+ポテサラ+飯小+汁。500円で食べる理想的メニューだ。

【松井の昼ごはん 7月11日】 京都市右京区西院らーめん鶴武者でちゃーしゅーめん。大和製作所リッチメンによる自家製麺のお店。プルップルの麺が鶏白湯スープに絡みつく。清楚な店内も素敵だ。おらおらうるさいラーメン店と違って店員も静かで良い。

【松井の昼ごはん 7月12日】 坂出市川津町まいどまいどで肉ぶっかけ冷大。肉量は申し分ない。しかしここの剛麺は冷たいメニューには難しい。噛みしめるうどんは疲れる。

【松井の昼ごはん 7月13日】 綾歌郡宇多津町まんぷく亭で酢豚+唐揚げセット。香川県内大衆中華の定番。750円で頑張っている。

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