2014年11月26日

教育と農業、根っこは命、ある先生の紹介

群馬県水沢の仲間が、従来の学習塾の仕組みではなく、現在の貧困化に由来する教育の不平等を解決する教育の場を作りたいというので、24日、一緒に埼玉県にS先生を訪ねた。

彼女は東武東上線沿線のある街で食料品店と塾の経営をしている。香川県丸亀市のご出身で、そのご縁で当社の扱う商品をお店で取り扱っていただいている。塾では小・中学生を教え、生徒さんたちの中には不登校の子やアスペルガーの子、家庭に少々問題ある子などもいる。学校生活や家庭生活、人間関係が障害となりきちんと学ぶ機会を失っていた、あきらめていた子どもたちだ。S先生は子どもたちや親御さんと正面から向き合い、子どもが置かれている状況を知ることから始める。行き場を失っている人たちが立ち寄れる、通える場所がこの塾だ。

S先生は東京の大学を卒業後、香川には帰らず、この沿線に小学校の体育専任教師として赴任した。その後、小・中学校で教鞭をとり、教頭や校長職も経験した。その過程で多くの生徒さん教師たちに影響を与えてきた。子どもたちと向き合うだけでなく、親たち、教師たち、地域の人たちと向き合ってきた。戦い遣り込めるのではなく、向き合いながら理解を得てきた。そして退職後、今まで以上に気兼ねなく、塾と食料品店をやりくりしている。いやもう一つ彼女の生活の軸がある。畑だ。

教師生活の時から畑を耕していた。農作業というか、土いじりに子どもたちを参加させていた。畑はもちろん自然栽培だ。虫が当たり前にいる。命について教えるのは畑(農業)が一番だと先生は言う。子どもたちが関わった畑の作物は、もちろん学校給食にも使われる。退職後も畑作は続けられている。塾のおやつは畑で獲れたもの。食育という言葉が一般化するかなり前から取り組み続けられている。

最初3人の子どもたちから始まった塾は、現在では23人が通う。今の規模では30名が限界だ。ここに来た子は学ぶ習慣がつき、目標をもつようになる。海外で研究者になっている人もいる。S先生と東武東上線沿線のこの地域の取り組みが各地で広がれば、どんなに素晴らしいだろう。明日を創るのは小さい人たちだ。あきらめないこと、よい人に巡り合うこと。正しい連鎖が回りだすと元気になる。塾の名は元気塾、テーマは「よく見れば どの子にも光あり」。群馬水沢でも塾設立に向け動き出しそうだ。

松井の昼ごはん 11月17日 高松市檀紙町川裕で焼きそば。他のものを注文するつもりが、またまたいつものやつ。美味い。

松井の昼ごはん 11月18日 仲多度郡まんのう町梅木うどん店でかけ+牛肉コロッケ+竹天+おはぎ。デザートのおはぎ、うめー。

松井の昼ごはん 11月19日 綾歌郡宇多津町バーディ・バーディで日替わりランチ。おかず+ごはん+スープ+コーヒー+デザートで500円。その安さに清算するとき驚いた。おかずの野菜は自家農園の野菜。デザートのシフォンケーキはお手製。コスパ高過ぎ。

松井の昼ごはん 11月20日 三豊市財田町アンファームで唐揚げ定食。その後、仲多度郡まんのう町はなとつきでかけそば。アンファームさんはマンゴ-栽培農園直営のカフェー。メニュー内容ともにとても充実している。はなとつきは菓子店・レストランの西内花月堂が駐車場で行う新業態の大衆食堂。香川県内では珍しい蕎麦を安価で提供する。今は昼だけの営業だが、今後は総菜宅配、夕方営業も視野に入れている。流石に2店はしごはしんどい。

松井の昼ごはん 11月21日 坂出市西大浜北ガスト坂出北インター店で日替わりランチ+ドリンクバー。安いは安いんだけど19日の衝撃的お得感を知ってしまえばね・・・(冷凍調理品だしな)

松井の昼ごはん 11月22日 高松市林町サンメッセ香川で開催の食の大博覧会、香川県調理師会のオリーブはまち照り焼き丼。その後、丸亀市土器町マドリエ未来館2周年祭こがね製麺でうどん。イベントのはしごで昼飯もはしご。

松井の昼ごはん 11月23日 丸亀市飯山町海侍で肉うどん小+南京天。息子と外食。入るとき、お客はたくさんいたのに出るときは寂しい。回転が速いが休日の割にはむらがある。県内で休日ずーっと行列の店は案外限られている。10数件程度か。

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